決算駆け込みパックご利用事例

決算駆け込みパックのご利用事例をまとめました。

お客様の状況

業種:印刷

規模:年商8000万円、黒字、消費税課税

組織形態:有限会社

ご利用いただいたサービス・オプション

決算駆け込みパック、年末調整駆け込みパック

お申し込みまでの経緯

毎年一回、税理士に帳簿整理・決算書・税務申告書の作成を依頼していたそうですが、税理士から経理処理に関してほとんど指導がなく、経理の正確性に不安を持った社長から、申告期限1か月半前に当社に問い合わせをいただきました。

ご依頼前の状況

税理士から購入した大手会計システム会社のソフトウェアにデータを入力していましたが、税理士の交代を検討していたこともあり、その年度はほとんど入力していない状態でした。 会計処理を行うにあたり問題となったのは、 (1)現金残高の照合がされていないため、期中で帳簿と実際の残高が大きくずれている、(2)前期の決算書に間違いがあった、(3)再発行した請求書が元の請求書と区別できずたびたび二重計上されている、(4)会社で行っていた給与の計算に間違いがあるという点でした。

当社の対応

得意先に出した請求書や、仕入先から送られてきた請求書、現金で消耗品等を買った領収証など、段ボール2箱分の資料をお預かりしました。また、過去1年分の給与計算をやり直し、年末調整まで行うという複合処理となりました。一通りのデータ入力が終わった時点で問題を洗い出し、個別に対策を検討しました。 現金のずれについては、原因となった社長のポケットとの入り繰りを精算しました。 前期決算書の誤りはあるべき残高との差額を今回の決算で調整しました。 再発行した請求書の二重計上については、請求と入金の消込を丹念に行って、再発行の元となった請求書を洗い出して社長に確認した上でその売上計上を取り消す処理を行いました。また、再発行であることを明確にするために請求書に再発行印を押した上で請求書番号で元の請求書とのつながりが分かるようにしました。 給与については再計算し、その結果出た過去の支払との差額については、従業員に説明して差額の精算を行いました。

導入後の状況

矛盾している点を一つ一つ解明し、適切な修正・調整を行った結果、1ヶ月ほどで正確な決算書を作成することができました。その翌年度からは記帳代行サービスをご利用いただき、決算の間際に慌てることがなくなりました。

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